英語の動画を見慣れていない人向けの動画の見方

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動画で英語

英語の動画を見慣れていない人向けの動画の見方

  • 英語で話している動画って意味がよくわからないんだけど、、、
  • どういう風に動画を見たら効果があるんだろう、、、

興味はあるけど、どうやって動画を見て行ったら良いかイマイチわからないという人のために僕の経験から書いてみようと思います。

20年くらい前に英語の勉強のために映画を見始めて以来、オーストラリアのテレビ、そして今はYoutubeと色々と動画を見て来ました。今ではヒアリングが一番得意ですので、ほとんど趣味で動画を見続けて来たことはかなり効果があると思っています。

英語の動画を見るときはもちろん全部はわかりませんから、学校のテストのように常に高得点でないとダメだ、という感じですと正直見続けることは出来ないです。

動画を沢山見続けていくことは英語の上達には大変効果がありますので、いかにわからないことをやり過ごしながら楽しみを見つけていくかが鍵になります。

数年に渡って色々な動画を見続けることが出来れば、ネイティブの自然な英語に慣れ親しむことが出来るので、教科書で覚えた英語ではなく実際にネイティブがどうやって英語を話しているのかや、ネイティブらしい受け答えの仕方、よく言うセリフなんかも覚えることが出来ます。

楽しく観ること

一番大事なのはリラックスして雰囲気を楽しむこと。あー、英語がわからない!と考えると少しも楽しくないので、逆にわかるところを探していく。Thank you でも、I’m notでも、わかるところがあったら、なんだ、少しわかるじゃん、と、すかさず自画自賛すること。

楽しければ続けられる

とにかく、わからないながらも英語を聞き続けることが大事です。例えば話が50%しかわからないというのであっても、この人凄く楽しそう、とか、この人は何やら物凄く真剣だ、とか、英語以外の部分で面白いと思える動画であれば見続けることが出来ます。

面白いからもう一回同じ動画を見ようとなれば、最初は聞こえてこなかった英語が聞こえてくるということもありますし、ここなんて言っているのかなぁ、知りたいな、と思う場所があれば、一旦そこで止めて辞書で調べてみる気にもなるわけです。

そういうサイクルに入れる動画はいい動画です。だから面白い動画が必要なわけです。これを何年かやり続けられれば、徐々に英語が上達するということになります。

言葉だけが楽しいわけじゃない

人から情報を受け取るときは、言葉はもちろんの事、その人の表情や声の感じ、身振り手振りからも情報を受け取ります。例えば、今喧嘩しそうな雰囲気なのか、女の子が男の子のことを好きなのか、男性が女性に褒められて嬉しそうにしているのか、そういうことは言葉だけでなく、表情や声の感じで伝わって来ます。

その場面で何が起こっているのかを理解する上で言葉の割合は意外と少なくて、ある研究によるとおよそ7%くらいとのこと。なので、英語がわからないとしても、それ以外から色々な情報を受け取ることが出来るわけです。

その場での人の感情の動きが伝わって来れば、それだけでも結構楽しむ事は出来ます。人が一番関心を向けるのは実は相手の感情であって、言葉ではないですから。

探偵になったつもりで推測する

実際の英会話でも、相手の言っていることが100%わかる状況というのはなかなかないです。わからない部分はもちろん聞いた方がいいのですが、全部聞くというのは話の腰が折れまくりになりますので実際問題無理ですし、話を上手く流していくこと、というのは色々な意味で大事です。

そうすると、よく聞こえなかった部分は前後関係や雰囲気から推測するということになります。これは日本語でもそうですよね?よく聞こえなかった時は、自然と前後関係から推測していると思います。

動画でも相手の言っていることが100%わからないというのは実際の英会話と同じ状況なのですが、それでも英語が所々分かれば、それを起点としてなんとなく全体を推測することが出来ます。

探偵にでもなったつもりで、あらゆることからその場で何が起きているのかを推測するゲームだと思いましょう。なんとなく全体が推測出来れば、知らない単語の意味も推測出来るときがあります。そういう推測力を養えば英会話の実戦でも大いに役立つと思います。

最初は字幕無しで

まずは字幕は無しで見ましょう。字幕を付けると、「聞く」というよりは「読む」という感じになります。実際の英会話では字幕は付きませんから、まずは耳を大いに使ってください。実際の会話と同じように話している相手の顔をよく見て、何を話しているのか推測してみましょう。

出来れば何度か字幕無しで耳で聞いて、飽きて来たところで字幕を付けてなんと言っているのかの答え合わせをしましょう。字幕で確認すると、どうしても聞き取り出来なかった単語が実は自分がよく知っている単語だったりして、その発音の違いにびっくりすることもあったりします。

これを覚えたら実際の会話で便利だな、と思えるものがあれば、気持ちよく頂きましょう。日常会話での言葉は盗んでも罪には問われませんので。

Youtubeの自動で付く字幕は結構間違えている事もありますので、完全に信用しないように気をつけてください。字幕は完璧ではないですが、それでも結構役に立ちますので、あるのとないのとでは大違いです。

英語を話す人達ってどんな人?

長期間に渡って動画を見続けていると、段々と英語だけではなくて、英語を話す人達についてもわかって来ます。これが意外と大事で、こういう人はこういう事を言いそうだ、という予測がつくことは英語を理解する上でも意外と必要です。

日本人の感覚とあまりにもかけ離れたことを聞くと「本当にこの人はこんなことを言っているのか?」と自分の英語力が十分でないという気持ちとともに不安になりますが、事前に知っていれば、特に疑いもなく受け入れることが出来ます。

例えば日本人にとっては無意識である「謙遜の気持ち」が英語の人たちにはなかったりします。

相手が自作の音楽を聞かせてくれたとします。日本人的には「すごいねぇ。かっこいいじゃん」と褒めたとすれば、「そうでもないよ。まだまだだよ」という返事を期待しますが、英語の人によっては「かっこいいだろ。俺、すげぇんだよ」とボソッと言われて、え?となったりします。

もう一つ例を出すと、気軽な会話で何かを話している時に、日本人同士だと、へー、そうなんだ、と肯定的に話を流していく感じが多いと思いますが、英語の人だと、「それはどうして?」とさらに話を深めていこうとします。

常にガッツリと議論するような体勢に全く抵抗がないわけです。そういうリアクションを期待しないで聞きかじったことを話すと、「いや、そこまでは知らんけど」と自分の薄さを露呈してしまうので、こいつは深く突っ込んでくる、という前提で身構えておく必要があったりします。

こういうのは極一部ですが、英語を話す人たちは一体どういう人たちなのだろうか?という事は動画からもなんとなくわかるので、そういう知識を得るのにも役に立つわけです。

辛い事はしない

くれぐれも苦痛になるくらいに勉強しないように。それは長くは続きません。とにかく楽しみながらたくさん英語に触れて、少しづつ調べるということを長期間に渡って続ける事。それ大事です。英語は楽しいというポジティブな印象を作り上げて、それを崩さない努力が必要です。

日本テレビの「Youは何しに日本へ」という番組で時々日本語が流暢な外国人が出て来ますが、大抵はアニメだったり、音楽だったり、日本の何かが大好きで必死に貪るように吸収していたら自然と日本語が上手くなったみたいな人がいると思います。目指すはあれです。あそこまでは行けないかも知れませんが、少なくとも好きになる努力は必要ですね。

ほとんど英語がわからなくて楽しくないなら、サッと諦めて違う動画に移りましょう。何が何だかわからないのであれば、それは楽しめませんので。

まとめ

  • 少しでも英語が分かれば自分を褒め称え、リラックスして楽しむ。
  • 楽しければ続けられるし、続けられれば学習効果も上がる
  • 言葉以外の表情や話し方からも情報を得て、状況を理解するようにする。
  • 状況を推測する力を養う。
  • なるべく字幕は使わず、話し手の表情に集中する。
  • 字幕は最後の答え合わせと学び。
  • 英語を話す人たちの話し方も学ぶ。
  • 辛いことはしない。辛いと思うと続かない。






Image by PublicDomainPictures from Pixabay

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