英語のスピーキングの個人練習になるアプリをいろいろ試しているこのサイト。
以前から注目していたVR(virtual reality)で英会話を練習出来るスマートチューター(Smart Tutor)を、とうとう実際に体験することが出来ました。
10日間ほど毎日1時間から1時間半くらい使用し、今まで色々な英語アプリを使った経験から分析してみます。
実際のVRはどういう感じなのか。英会話教材としての出来はどうなのか。効果はあるのか。
正直まだ英語教材として足りない部分もありますが、VRを使った英会話の可能性を大いに感じました。これ面白いです。
それではVRの部分、核である英語教材の部分、メリット、デメリットなど、多方面から検証して解説します。
記事を読んで試してみたい場合は、完全無料で10日間試せるので、気軽に試してみてください。
スマートチューターで効果が出る人
まずどんな人がスマートチューターに向くのか、効果が出やすいのかを今回の自分の体験からハッキリさせておきます。
こんな感じかなと思います。
逆にビジネス英語には興味がなかったり、機械を操作することに嫌悪感がある人は、残念ながらスマートチューターは面白く感じないかもしれません。
その場合はVRでは無くなりますが、英会話学習ならトーキングマラソン、AIと会話したいならチャットボットのレプリカが良いかもしれません。
【4ヶ月380スキット完走!】実際トーキングマラソンは効果あるのか!?【詳細レビュー】
【英会話アプリとして使う】レプリカとは?【英語の話し相手AI Replika】
スマートチューターについて、もうちょっと知りたい場合は読み進めてください。
スマートチューターの大きな利点
スマートチューターって何が良いの?
今回の経験から、他の教材とは違う、スマートチューターの良いところをまず挙げてみます。
VRを使うことによる臨場感
やはり最大の特徴はVRの部分でしょう。
ヘッドセットを被ってスマートチューターの世界へ入ります。会話が行われるメインの場所は、高層ビルの会議室。
僕はVR自体が初めてだったので、
おぉ!何これ。すげぇ!!
って感じでした。
3Dなのですべてが立体的に見えますし、上下左右、あちこち部屋の中を見回してみることも出来ます。
相手も静止しているわけではなく、微妙に表情を変えながら動いているので超絶リアル。
2次元の静止画とは違って、まさに誰かがそこにいる感覚。じっと見つめられながら英語を話すのは、CGと言えども緊張感あります。
本物ではないとわかっていながらも、脳が無意識レベルでリアルな状況と勘違いしている感じ。
突然右から声がするので振り向くと、女性がすぐ傍に立っています。
わぉ!びっくりーー、、、気味悪ぅ
最初はいちいち驚きます(笑)。
自分は部屋着でベッドの上にいたので、出来ればスーツでも着て、しっかり椅子に座っておけばもっとリアルですね。
英語の個人練習が出来る
とことん個人練習!
スマートチューターは完全にコンピュータが相手なので、リアルな人間と関わらないところも人によっては利点です。
要するに誰に遠慮することなく、英語の個人練習が出来るということ。
どんな芸事でも個人練習をしないのであれば、その成長はたかが知れています。
楽器を例にしてみると、ほとんど個人練習せずにコンサートのステージに立ったらどうなるか。
緊張で震えるでしょうし、実際演奏もガタガタでしょう。
膨大な量の個人練習をするからこそ人前で演奏することが楽しくなり、良い演奏もできます。
英語の場合、これまでは独り言で個人練習をするというのが定番でしたが、今では色々なテクノロジーがあるので、うまく活用したいところです。
個人練習の内容
どんな個人練習が出来るの?
スマートチューターでは、主にスピーキングに焦点が絞られています。
リスニングの練習はディクテーションなどでひとりでも出来ますが、スピーキングはなかなかそうはいきません。スピーキングには相手が必要。
そこでスマートチューターの出番です。
声に出して何度も発音
シナリオ(スキット)に出てくるセリフを、何度も読んで発音練習します。
すると、それを常にスマートチューターが録音しているので、自分の発音とネイティブの発音を横並びに比較出来ます。
発音がうまく出来ていない部分をコンピュータが赤字で表示してくれるので、そこを重点的に練習。
さらに赤字の単語をクリックすると、その単語の発音記号が表示されますしネイティブの発音も聞けます。気が済むまで何度でも練習出来ます。
正直なところ、指摘された発音の何が悪いのかわからない時も多いです。
上の画像のように点数が表示されたり、単語内のどの音節の発音が悪いのかも指摘してくれますが、この辺は参考程度でいいと思います。評価しているコンピュータは完璧ではないです。
それでも単語毎の発音記号が瞬時に見れますので、発音の勘違いをすぐに発見出来ます。
僕の場合だと、10月のOctoberはオクトーバーではなく、アクトーバーに近いと初めて知りました。
オクトーバーのような日本人に馴染み深い単語の発音は、「その発音違うよ」と指摘されないとなかなか間違いに気づきません。
発音記号が読めない場合は、大体で良いので勉強しておきましょう。発音記号はスピーキングの学習では必須です。
話す速さにもこだわる
話す速さにこだわる人はあまりいないかもしれませんが、自然な英語を話すには話すスピードも大切です。
無理して速く話す必要はありませんが、流れるようにスムーズに話す必要はあります。
英語はある程度の速さで、流れるように話すことが大事。
スマートチューターでは発話スピードを1分間に何語(Word Per Minuite)という感じで計測してくれるので、どのくらいの速さで話したら自然なのかの目安になります。
大体ネイティブは170wpmくらい。早く話すと200wpmを超える感じ。
僕の場合は、内容が明確で、しかも慣れている英語を使うと150wpmから170wpmくらいは出ます。しかし考えながら、英語を探りながら話すと100wpmくらいに下がります。
頑張って早口で話すと200wpmくらいは出ますが、正確に発音出来なくなるので聞きづらくなりそう。
この辺は、まさしく個人練習して慣れないとならない部分です。
日本語にはゆっくり話す美学がありますが、それでも外国人がゆ〜っくり日本語を話していれば、待ちきれなくなって、つい晩のおかずのことを考えてしまいます。
ワーターシーハー、テーレービーをー、ミーテー、ねーマーシーター。アーナーターワー、キーノーウーハー、ナーニーを、シーマーシーターカー?
今晩はきのこカレーでも作るかな。豆腐入れてトンカツ乗せたらヤバいな。
どの言語にも自然なスピードというものはあるものです。
大抵の人はネイティブと比べてみると、
こんなに速く話さないとならないんだぁ
と思うでしょう。
速く話すためには発音を少し変えたり、省略したり、リンキングさせることが必要になってきます。
これは全てのネイティブがやっていることなので、スピーキングスキルの向上につながりますし、自分が自然に話せれば、当然リスニングの向上にもつながります。
【リスニング・スピーキングの最終兵器】英語のリンキング【自然な発音】
AI先生モード
2023年6月上旬にアップデートされて、AI先生モードというのが出来ました。
それまでもフリートークモードというのがあって、VR空間で自由に話す練習が出来たのですが、そこに今話題のAI言語モデルChatGPTを組み合わせて、より自然な会話が出来るようになりました。
自由に会話をするのが、一番VRのメリットが生きていて、まるで本当に誰かと英語で話している感じ。
まさに外国人と英語で話している”あの感じ”を体験出来る!
まだ自分では試していないのですが、ChatGPTを使うことで、以前よりもかなり自然な会話が出来ると思います。
というのは、GPT-3を使っていると言われているチャットボットのレプリカがかなり良いから。
スマートチューターがどのバージョンのGPTを使っているのかわかりませんが、以前よりはかなり良くなっているのではと思います。
スマートチューターは英語学習用アプリなので、答えに困らないように横に英語の例文が出てきたりします。
日本語でも会話が出来るようなので、英会話学習のためのきっかけがいろいろと用意されています。
このAI先生モードだけでも、英会話学習の未来を感じられると思うので、ぜひ試してみてください。
AI先生モードの公式動画を貼っておきます。
下の公式ページから10日間無料で試せますので、やってみてください。
【スマート・チューター】AIxVRビジネス英会話上のリンクから申し込み時に NEW50 のプロモーションコードを入れると、課金開始時の初月が5,000円割引。
他の割引と併用できるので、他に7000円や1万円引きとあっても、さらにNEW50と入れてください。
スマホでは小さく「コードを追加」と右上にあるので注意。
Windowsだと、IE(インターネットエクスプローラー)ではエラーが出ますのでME (マイクロソフトエッジ)必須。
英語学習の部分を丸裸にしてみる
一度VRの部分は置いておいて、スマートチューターを英語学習ソフトとして考えてみます。
結局は根幹である英語学習の部分がどうなのかが大事で、ここがしっかりしていないと、長期間、本気で使うことは出来ません。
根本は【聞く】【覚える】【発音してみる】
英語教材としてのスマートチューターは、一つのシナリオ(ロールプレイ)に対して、
という、オーソドックスなもの。英語クラブで必ずやる、英語劇ですね。
スマートチューターの根幹は、英語を覚えて実際に声に出して言ってみる英語劇。
会話で使えるスキルに直結するように、シナリオの内容も実際の状況を想定した会話になっています。
英語のスピーキングは”英語を覚えて発音練習し、実際に使ってみること”に尽きる。これ王道。
即実践で使える言い回しや単語がたくさんセリフとして出てきますので、何度も発音練習して覚えていきます。
ごく単純に表現すると、これがスマートチューターの核の部分。
”英語のセリフを覚えて実際に話してみること”が英語学習の王道で、スマートチュータも同じです。
実は、実際に誰かと会話することが一番効果的です。しかし一人ではなかなか難しいので、VRという技術を使って臨場感を出している、というのがスマートチューターなわけですね。
英語教材としての未熟な部分
実際にスマートチューターをやっていて、英語学習の教材として足りないなと思う部分もいくつかありました。
この足りない部分を意識して自分で補えば、より効果的に使えると思います。
”覚えろ!”の指示がない
漠然とスマートチューターをこなしていると、人によってはつかみどころがなく感じるかもしれません。
これで本当に英語が出来るようになる?
なぜこう感じるかというと、スマートチューター側から
この表現はメチャ使えるので、覚えちゃいましょう!
という強調がないからだと思います。
大事な部分、覚える部分がわからないとつかみどころが無く感じる。
もちろんシナリオ内のセリフを一言一句覚えることは大変ですし、そこにこだわると長続きしません。
常に自分の英語力を育てるつもりで、これ使えたら便利!という部分を見つけて意識的に覚えるようにします。
その覚えた英語を翻訳モードとAI先生モードで実際に使ってみることが良い練習になるし、記憶に定着するわけです。
例えば上のセリフでいうと、
を覚えておくと、とても便利。
現状のスマートチューターだと、どこが重要なのか、何を覚えた方が良いのか、がなんとなく不明瞭で漠然とした感じ。
英語で何を話したいのか。それにはどんな英語が必要なのか。
便利な英語を自分で見つけ出して、意識的に注目することで、より効果が出やすくなります。
用語をネットで調べることが必要
セリフにはたくさんビジネス英語が出てきますが、スマートチューターには日本語訳はあれど、その詳しい解説がありません。
例えば、シナリオ内のセリフでburn rateという英語が出てきました。
資本燃焼率のような日本語訳は出てきますが、それがはたしてどういう意味なのかは自分で調べないとなりません。
気になった英語は一度ヘッドセットを外して、PCやスマホで調べる必要があります。
ちなみにburn rateを直訳すると燃焼率ということですが、これはスタートアップ企業が赤字の場合に用いる指標です。
『burn rateが月に30%』という風にシナリオ内では使われていたのですが、この場合は月に30%資本金が減ったという意味です。
リスニングは初心者向けではない
リスニングのセクションは、英語を聞いて内容を要約し、それを英語で話します。するとコンピュータがユーザーの英語をテキストに起こし、評価します。
リスニングがある程度出来ている(6割以上はわかる)のであれば、これで問題ないです。
内容を要約して、しかも英語で話すのはとてもチャレンジング。リスニング上級者にも難しく、かつ楽しいと思います。
しかしリスニングが苦手(何を言っているのかわからない)であれば、これではリスニングが出来るようにはならないでしょう。
リスニングが苦手な人はディクテーション等を別にやる必要がありますが、スマートチューターではそこまでカバーしていません。
現状ではスピーキングに重点を置いている感じです。
翻訳モードはコツが必要
翻訳モードは覚えた英語をユーザーに話してもらうモードです。
シナリオに沿ってセリフが日本語で表示されるので、その日本語を英語にして、ユーザーが声を出して言います。
大抵の人は日本語をじっくり読んで、そのまま英語に翻訳しようとして考え込んでしまうでしょう。
ばっちりですね。では、ミッシェル、ポール。ご存知の通り、私はSound Master S1のプロダクトマネージャーです。
えーっと「ばっちりです」は英語でーーー
「ばっちりです」に相当する英語はたくさんあります。しかし、この翻訳モードの趣旨はそういうことではなく、覚えた英語を使ってみること。
ここでのタスクは覚えた英語を実際に使ってみる事であって、翻訳することではありません。
翻訳モードで翻訳するなとは、これいかに。
この問題はアルクのスピーキング強化アプリ、トーキングマラソンでもありました。
では、この翻訳モードをどう使ったら理想的かというと、
ちらっと日本語を見て、あー、あの英語ね、とそのシナリオで覚えた英語を使ってみる。
この辺はちょっとコツが必要ですし、英語のセリフを完璧に覚える必要があります。
しかしうまくコツがつかめれば、頭の中から知っている英語を捻り出す練習になるので非常に効果的なエクササイズです。
ターゲットはビジネス英語
スマートチューターは、ビジネス英語を念頭に開発されています。
ビジネス英語は英語の中でも少し特殊。
英語のネイティブでも知らないような用語が、ビジネス英語にはたくさんあります。
用語といっても分野(業界)ごとに違いますが、スマートチューターにはいろいろな業界の教材が用意されています。
もちろん完全に網羅されているわけではありませんが、学習のきっかけとしては良いと思います。
仕事で英語を使いたい人には良い準備になると思います。
実際のビジネスシーンを想定
スマートチューターでは、かなり具体的なビジネスシーンが教材に使われています。
ミーティングルームでの自己紹介から始まり、作業工程についての会話、さらにはミーティング後の夕食でのビジネスマンらしい会話もあります。
創業者がアメリカ サンフランシスコでスタートアップ企業を立ち上げたアメリカ人なので、この辺はお手のものでしょう。
全体を通して、ある程度大きな規模のビジネスを対象とした内容だと思います。
フリーランスや小企業ではまた環境が少し違うと思いますが、使われている英語はどの規模でも使えるものなので、大きな問題にはならないでしょう。
ビジネス英語の文法は、学校で習う丁寧な英語でそれほど問題ないと思います。しかし、単語やフレーズはビジネス英語独特のものがあります。
先程のburn rateやemail chain(メーリングリスト)、scope(行動範囲、領域)のような単語は、なかなか日常英会話には出てきません。
ビジネス独特の単語やフレーズを沢山覚えるだけでも、相手の言っていることがわかる(想像出来る)ようになる。
英語は、最後まで単語力が問われます。
文法が分かっても単語がわからなければ、話の内容はさっぱりわかりません。
逆に文法があやふやでも、単語がわかればだいたい意味はわかります。
単語大事。出来るだけ覚える。
使える英語をシナリオ内でたくさん見つけて自分のものに出来れば、それだけでスキルアップにつながります。
さらに専門的なシナリオも
シナリオには、さらに専門的な領域のものもあります。
それぞれに10前後のシナリオがあるようです。自分は投資家、起業家のシナリオをやってみました。
自分が関わる分野があらかじめわかっているのであれば、より具体的に英語学習した方が興味が湧きますし、効率が良いです。
学習は他人事ではなく自分事でないと効果が薄いですからね。
VRであることの効果
スマートチューターの売りである、VRの部分をもう少し掘り下げてみます。なんといっても一番の特徴ですから。
臨場感とエンターテイメント
臨場感
本物だと体は反応している
冒頭で、体が無意識に本物だと感じていると書きました。これが臨場感。
誰かからじっと見られている緊張感だったり、突然真横に出現する先生を気味悪く感じたり。
この臨場感が人間に色々な感情を呼び起こします。これがわざわざVRを使う理由。
臨場感が興味、関心を呼び起こす
VRから得られるこの臨場感が、人に興味や関心を呼び起こします。本で勉強している時には得られない、緊張や面白さです。
ところで、”英語を勉強する最高の環境”はどういう環境でしょう?
英語を学ぶ最高の環境は、親子や恋人同士、またはスポーツチームや職場などの、一緒に何かをするような状況。
こういう環境では、割と簡単に英語を覚えてしまいます。
例えそういう経験がなくても、想像してみれば誰でもそうだろうなと思うでしょうし、僕の海外生活で覚えた英語のことを考えてみてもそうです。
でも、どうしてそんなに簡単に英語を覚えられるの?
答えは簡単で、自分に関係あることなのかどうか、興味関心が強いかどうかです。
僕のオーストラリア時代の経験から、実際にどうやって英語を学んでいたのかをもっと細かく分析してみます。
すると、結局は見聞きしたフレーズや単語を覚えて(勝手に印象に残る)、自分でも言えるように発音練習しているだけ。実はスマートチューターのような英語劇的な英語教材と一緒です。
日本での一般的な英語学習が難しいのは、すべて他人事であり興味がないから。
スマートチューターはひとりで取り組む英語教材でありながら、VRを使ってリアルな環境(他人事ではなく自分事)に近づけようという試みです。
スマートチューターに出てくる状況が自分の生活と近い、または近い将来そうなるのであれば、その効果を最大限に生かせるでしょう。
VRは「他人事」を「自分事」にするテクノロジー
正直、VRがリアルな状況とまったく同じ効果があるとは思いませんが、少なくとも無味乾燥なテキストブックや単語帳なんかよりも遥かに印象に残ると思います。
エンターテイメント
大半の人は初めてVRに触れると思うので、単純に面白いです。
どこかの高層ビルの会議室に突然放り込まれて英語を話す。
ちょっと不思議な感じ。
メニューや英語のセリフ、成績表なんかも立体的に自分の目の前に出現します。文字が小さくて読みづらいときは、顔を近づけて読むことも出来ます。
ただ、これは慣れてくると普通に感じてくるので、エンターテイメントという意味では、それほど大きな期待はしない方が良いでしょう。
ヘッドセットが重い
VRであるデメリットも書いておきます。
ヘッドセットが重い(600g弱)ので、長時間の学習には向きません。大体30分から1時間くらいすると、首が疲れてきます。
長時間学習したいなら、椅子の背もたれにうまく首を乗せるようにして支えるような工夫が必要です。
寝転んで出来ないかと問い合わせてみましたが、今現在(2021/11/17)では出来ないようです。
英語のセリフをスマホで見れるようにして、あらかじめ電車の中で覚えることが出来れば、ヘッドセットを被る時間を短く出来て良いんですけどね。
さて、こんなところでしょうか。
スマートチューターの良いところ、悪いところ、いろいろと書きましたが、いずれにせよ英語学習の未来が体験出来るので、ぜひ一度試してみてください。
面白いですよ。
申し込み
下の公式ページから10日間無料で試せます。
【スマート・チューター】AIxVRビジネス英会話上のリンクから申し込み時に NEW50 のプロモーションコードを入れると、課金開始時の初月が5,000円割引。
他の割引と併用できるので、他に7000円や1万円引きとあっても、さらにNEW50と入れてください。
スマホでは小さく「コードを追加」と右上にあるので注意。
Windowsだと、IE(インターネットエクスプローラー)ではエラーが出ますのでME (マイクロソフトエッジ)必須。
ネットで申し込むと、VRセット到着後に1時間のオリエンテーリングがあります。
オリエンテーリングはズームを使って、プラスワン(提供会社)の担当者と対面で使い方の説明を受けられます。
最初は、
なんで対面しないとならないの?
と思いましたが、英語レベルや興味関心から適切なシナリオを選んでくれたり、wifiの繋ぎ方やVRの使い方等、いろいろと解説してくれるので対面した方が早いです。機械が苦手な人はもっとでしょう。
まとめ
英語学習には個人練習が絶対に必要です。
スマートチューターは英語のスピーキング、特にビジネス英語を覚えたい人に良いです。美味しいフレーズや単語がたくさん出てきて、何度でも発音練習出来ます。
スピーキングの良い個人練習が出来るシステムはなかなか無いのが現状。
ひとりで出来るスマートチューターはなかなか良いアプリで、この方向性でもっと熟成されることを願います。
スマートチューターではユーザーから広くフィードバックを集めています。色々と課題も書きましたが、改善する意欲が高いようなので近い将来さらに改善されることでしょう。
英語学習は実践(現実世界で実際に英語を使うこと)が最強の学習法です。そこまで行ければ、英語力も加速します。
スマートチューターをはじめとする色々なテクノロジーをうまく使って、実際に英語が使える最低ラインまで早く到達しちゃいましょう。