オンライン英会話のネイティブキャンプ(Native Camp)を、いま毎日使っているのでレビューを書いてみます。
格安で、しかもたくさん話せるオンライン英会話を探しているなら、ネイティブキャンプがまず選択肢に上がるでしょう。
なんとなく英語を勉強してきたけど、もっとスピーキングしないとダメだと考えているなら、ネイティブキャンプは良い選択。
ネイティブキャンプが向くのは、出来るだけたくさん話したいという、英語の初心者から中級者。
講師の大半はフィリピン人ですが、ジャマイカやエジプト、モンテネグロなどの講師もいます。別料金ですがネイティブ講師も。
教材も豊富で、会話のための良い話題を提供してくれます。
しかし月額料金が安いので良いことばかりでもなく、人件費が削られている印象。
それでは細かく解説していきます。
全体の感想
どんな人に向くのか
ネイティブキャンプ(Native Camp)がどんな人に向くかというと、まったくの初心者から少し話せる中級者向け。
しかも予習をガッツリやる人よりは、気軽に英語を話してみたい、という層がターゲットに感じます。
英語を勉強している人の大半はそんな感じだと思うので、そこを狙っている感じですね。
上級者(TOEICで800点以上である程度話せる人)にとっても、単純に「英語をたくさん話す」という意味においてはとても良いです。
スムーズに英語を話すには、膨大な時間のトレーニングが必要です。そのトレーニングに最適ですね。
とにかく、たくさん話す!
しかし「英語を学ぶ」という観点でいうと、上級者には物足りなく感じると思います。やはりネイティブキャンプにいる非ネイティブの講師から学べることは限られる。
教材も僕ぐらい(TOEIC850から900くらい)で一番上級クラスなので、そのくらいしか想定していない感じです。
ネイティブキャンプは「まずは英語を話してみよう!」という層向けで、それ以上(自然な英語)を求めるなら、やはりネイティブ相手に英語を話た方が学びが多いです。
予約出来ないのは時間の無駄
レッスンを始めて、まず一番最初に気がついたのは予約が有料だということ。基本的にその場で講師を選んで、すぐにレッスンを始める方式。
これは少しマイナスに感じました。
受講する前に講師の自己紹介動画を見てからどの講師にするのか判断するので、意外と時間がかかってしまい結構イライラします。
もっと良い人いないかなと思っていると、ドンドン時間が経っちゃう!なんかマッチングアプリを見ている感じ。
さらに講師を決めていざ授業を受けようとしていると、突然その講師が受講出来ない状態に。どうやら他のユーザーに取られてしまった様子。
なんだよ、せっかく決めたのに、、、
椅子取りゲームみたいな時もあるので、良い講師はすぐに誰かに取られてしまいます。
僕は時間のある時にあらかじめ講師を選んでおいて、予約出来たほうが良いです。まぁ、もっと課金すれば予約出来ますけど。
直前に講師を選ぶやり方は、時間を無駄にしている気がします。
誰でも良いならそれほど苦労もしないのですが、講師のレベルが結構違うので、どうもそういうわけにもいかない。
時間を無駄にしないコツとしては、紹介動画を見て良いと思ったらすぐに受講すること。
またはあらかじめお気に入りマークをつけておいて、すぐに受講出来る状態なら、すぐに受講すること。
少しでも時間を置くと、誰かに取られてしまいます。
講師のレベルは千差万別
講師の質はいろいろ。
英語の上手い人もいれば、そうでもない人もいますし、「受講生のため」を常に考えている人もいれば、そうでもない人も。
一通りマニュアルがあると思うので、授業の進め方自体はそれほど違いはないですが、その質は講師によって結構違います。
アクセントあるなぁ。何言っているかわかるかなぁ、、、
各講師の自己紹介動画が見れるのですが、そこで
ウエルカム トゥ ネイティブカンプ!
って言われると、ちょっと萎えます。
NativeCampはネイティブキャンプであって、ネイティブカンプではない、、、。
うぅ、、先が思いやられる、、、これってTaglish(タガログ語と英語が混ざったフィリピンの言葉)の発音なのでしょうか、、、
自己紹介で話している内容が結構似たり寄ったりなので、もしかしたらテンプレートになっている動画の人がネイティブカンプと発音しているのかもしれませんね。
僕は午前10時から12時の間に授業を受けるのですが、その間ですぐに接続出来る講師の大半は20代前半の若い人。
中には19歳という人も。
僕はディスカッションの時は、それなりに人生経験のある人と話したいと思うので、19歳は気が進みません。
30代、40代の人生経験のある講師と話したい場合は、人数が少ないのであらかじめ予約した方が良いです。
講師の予約
講師を予約するには、コインを別途購入して使う必要があります。
非ネイティブは100コイン、ネイティブは500コインで予約が出来ます。
非ネイティブなら5,000円分のコインで、27回予約出来ます。10,000円分のコインだと55回ですね。
ネイティブキャンプでは、ネイティブ講師を選ぶ場合は、必ず予約しないとなりません。
ネイティブ講師を予約するには500コインが必要なので、別途1,000円必要だということです。
予約しないですぐに受講する場合、受講可能な講師は経験の少ない20代前半の講師が中心。
経験豊富な講師を予約するならコインの購入が必要で、毎日のように予約を入れると、結局、総額10,000円前後となります。
講師を予約する場合、お気に入りの講師がどの時間帯に働いているのかが重要になってきます。
フィリピンとは時差が1時間なので、日本とほぼ同じ時間帯で働いています。
しかし、ジャマイカなどの中南米やヨーロッパとは時差がありますので、早朝や深夜でないと講師を予約出来ない感じになります。
ネイティブキャンプの使い方
安いので”ちょっとなぁ、、、”な要素もありますが、格安で英語を話し放題という特徴は捨て難い。
なので講師から英語の知識を学ぶというよりは、たくさん英語を話してスピーキングに慣れることがネイティブキャンプの賢い使い方だと思います。
英語を話し慣れるためにネイティブキャンプを使う!
毎日英語を話す時間があると、英語に対する興味も湧いてくるので、普段から便利な単語やフレーズを覚えようとします。
そうすると、今度は英語での独り言も増えます。なんとなく思いついた英語を練習しようと思うようになるようです。
実際の英会話でうまく英語が使えると嬉しいですから、なんとなくスピーキングの練習をしてしまう。
例え少ない時間でも毎日英語を話す時間があると、僕の経験上それに付随して英語学習の時間が増えます。
すると、相乗効果で英語の上達スピードが爆上がりします。
ネイティブキャンプに限りませんが、僕もオンライン英会話で毎日英語を話すようになってから、英語を調べている時間が増えましたし、英語での独り言も増えました。
なので毎日アウトプット(英語を話す)する時間があると、英語学習には大変良いです。
こんな理屈から、
なんでも良いから、とにかくアウトプットの時間を作りたい!
という人にとっても、ネイティブキャンプは良い選択肢。
下に公式ページを貼っておくので、早速試したい人はどうぞ。
ネイティブキャンプ公式ページネイティブキャンを使い始める直前まで使っていたのがビズメイツだったので、ネイティブキャンプとの違いが気になりました。
ビズメイツは値段が高く、その分高品質なのでネイティブキャンプとは結構違います。
ちなみに仕事で英語を使う、または社会経験のある大人であるなら、少し高いですがビズメイツはおすすめです。よく出来ています。
下のリンク先にレビュー記事がありますので、興味があれば読んでみてください。
ビズメイツ丸裸レビュー(Bizmates review)【オンラインビジネス英会話】
良いところ
それでは、ネイティブキャンプの良いところを細かく挙げてみます。
良いところは下記の通り。
安い
本当にネイティブキャンプは安いのか。他社と比較してみましょう。
値段の安さだけを追求するなら、たとえばキャンブリー(Cambly)には月3000円台のコースがあります。しかし15分の授業が週一回だけ。
授業時間と値段は比例するのが普通です。たくさん授業を受ければ、それだけ値段は高くなります。
オンライン英会話各社の料金比較。
ネイティブキャンプ | 話し放題月6,480円 |
レアジョブ | 毎日25分月6,380円 |
DMM英会話 | 毎日75分月15,180円 |
キャンブリー(ネイティブ) | 毎日60分月56,490円 |
ビズメイツ(ビジネス英語) | 毎日50分月19,800円 |
ネイティブキャンプの月6,500円という値段は、
どうやってこれで儲けているの?
と不思議に思うほど安い。
大人の考え方をすると、受講料は講師の給料に関わってくるので、この安さが、少なからず講師の質に影響していると思われます。
値段の安さを重要視する人にとっては、ネイティブキャンプの安さは革命的です。
いつでも何度でも授業を受け放題
通常は一コマ25分を1日1回だけとか、週に3コマとか5コマとかと、使用時間に制限があることがほとんど。
しかしネイティブキャンプは違います。先ほども書いたように、いくらでも授業を受けられます。
ほんと?何かトリックがあるんじゃないの?
と思うかもしれませんが、本当です。
理屈でいえば、1日に5コマでも6コマでも授業を受けることが出来ます。
そんな僕は1日2回授業を受けています。
1回目は少し調べたり覚えたりと、スピーキングが中心ながらも多少インプット作業がある授業。
2回目はディスカッションなど、気軽にたくさん英語を話す授業。ほぼアウトプット(英語を話すこと)のみです。
気分が乗らない時は、気軽なディスカッションだけにしたりと気分に応じて内容も変えています。
授業時間が増えると、こんな感じでバリエーションが出てきます。
発音に特化した教材もあるので、発音を強化しながら同時にディスカッションを練習するというような使い方も出来ます。
英語の発音は難しいから、たっくさん練習した方が良いぞ。
1日4コマ、5コマと授業を受けられるなら、月額6500円でまるでフィリピンで英語学校に通っているのと変わらない感じになってきます。
凄すぎ!
しかも24時間365日授業を受けられます。
教材が豊富
各レベルに合う豊富な教材
教材はいろいろあります。
ほぼ英語を話せない完全初心者から、そこそこ話せる人用まで、さまざま。
僕の英語レベルは、TOEICなら850点から900点くらい。スピーキングもそこそこ出来るので、その僕目線で教材の感想を書きますが、難しそうと思う必要はありません。
もちろん完全初心者向けの教材もあります。
たくさん話せる教材を選ぶ
オンライン英会話の最大の利点は、人と英語を話せるところ。
そうなると、英語をたくさん話せる教材を選ぶべき。
そういう視点で教材を眺めてみると、講師とディスカッション出来るものや、何かの状況を英語で説明するようなものがいくつか見つかります。
文法や単語を扱った教材もありますが、独学出来るものは自分1人でやった方が良いです。文法や単語を覚える作業は独学しましょう。
独学した方が好きなように、焦らずゆっくり学習出来るし、覚えるための時間もたっぷり作れる。
初心者の場合は、
はい、英語話して!
と言われても難しいですから、まずは本やYouTube動画で単語やフレーズ、それに文法を独学しましょう。
簡単な英語のやりとりは、YouTubeやGoogleで検索すればいくらでも出てくるので、基本的なものはなるべく事前に覚えておいた方が良いです。
このように独学して覚えた知識を使って、英語を話し慣れるためにネイティブキャンプを使うというのが良い使い方だと思います。
しかし、そうは言っても
独学なんて面倒だし、どうしたら良いかわからない!
という人も、たくさんいると思います。
そういう人は、まず取り掛かりとして、ネイティブキャンプで手取り足取り始めてみても良いでしょう。
ほぼ何も英語を話せない人向けの教材もあるので、大丈夫。
しばらく続けてみて、
これだと、英語を話せるようになるまで100年くらいかかるかも、、、、
と感じ始めたら、その時点で独学を始めてみても良いと思います。
僕が使っている教材
ネイティブキャンプ内で、僕がどんな教材を使っているかを書いてみます。
1回目はたとえば日常英会話コースのようなものを受けて、事前に予習しています。
予習では句動詞や単語を調べて、わからない英語が無い状態で授業に望んでいます。
1回目の授業は、話している時間はそれほど多くないかもしれません。
ここは少し不満な部分なのですが、基本的に予習しないことが前提の教材作りなので、事前に調べている僕にとっては無駄な時間が結構あります。
しかしこの授業のためにあらかじめ英語をじっくり調べているので、授業自体が完全に無駄だとは思いません。
日常英会話の教材には、最後にフリーのディスカッションがあります。
サクッと授業を進めないと、最後のディスカッションまで進めません。
予習をしているのであれば、リスニングの時間等をスキップして、ディスカッションに時間をかけた方が良いです。この辺は臨機応変で講師にリクエストしましょう。
2回目は「5分間ディスカッション」をやっています。
適当にテーマを選ぶと、講師がそれに付随した質問をしてくれるので、自分の考えを述べます。それを受けて講師からも意見が出されます。
画像では5ジャンルだけですが、全部で100ジャンルあります。
この「5分間ディスカッション」は予習をする必要もなく、気軽にたくさん話すことが出来ます。
この5分間ディスカッションは、事前に質問内容がわかると良いのになと思います。
そうすると事前にリハーサルが出来て、必要になる英語を調べることが出来るので、学びが多くなります。
他にも時事ネタや科学、芸術等のニュースを扱ったものや、絵を見ながら何が書かれているかを英語で説明するものもあります。
デイリーニュースでは、選んだニュース記事から単語やフレーズを学び、リスニングで内容を把握し、最後にディスカッションをします。
たくさん話すと上手く表現出来なかった英語が浮き彫りになるので、あとで思い出して、ゆっくり調べます。
初心者向け教材
ほぼゼロから始める初心者向けの教材を少し紹介します。
こんな感じで、英語での挨拶から手取り足取り始めることが出来ます。
これをきっかけに少しずつ英語に馴染んでいって、しばらくしたら独学を始めましょう。その方が、上達までの時間がはるかに短いです。
基本は「インプット(覚える)作業は独学」です。
発音を扱った教材は良いかも
ネイティブキャンプには、発音を練習できる教材も”基礎”と”実践”に別れてふたつあります。
日本人にとって、英語の発音はとても難しい。
実はこれは当然の話で、英語には日本語には無い発音がたくさんあります。
ネイティブキャンプには英語の発音練習がコンパクトにまとまっているので、発音が苦手ならこれは便利です。
”基礎”は子音と母音、それにthとsのような、類似している音の発音練習、合計3つのセクションがあります。
特に類似する発音を練習して発音し分けられるようになるというのは、とても良いアイディア。気に入りました。
発音の成否は人間ではなく、AIを使ってコンピュータが判断します。
”実践”では、実際の英文の中で具体的にどうやって発音していくのかを、講師とともに練習します。
カタカナ英語ではなく、かっこ良く英語を発音したい人は”基礎”だけでもやってみると良いと思います。
英語の発音は、才能あるなしや留学経験でないです。
たくさんネイティブの英語を聞いて、きちんと英語の発音を理解し身につければ、誰でもそこそこ良い英語が話せると僕は思っています。
他にも、英検やTOEICのためのコースもありますので、テストを受けようと思っている人には良いですね。
楽しい講師が多い
5分間ディスカッションのように、フリートークに近い感じだとよく講師と盛り上がって、大笑いしながら話したりします。
この辺は好き好きですが、楽しく会話するという意味では、その良い相手になる講師は多い印象。
英語がある程度話せるなら、単純に誰かと話したいからネイティブキャンプを利用する、という使い方も出来ますね。
なんか、誰かと話して大笑いしたいな。ネイティブキャンプ使うか、、、
突然誰か知らない人と密に話が出来るサービス、というのはなかなかないです。
僕は毎回違う講師を選ぶのですが、毎回昔からの友達のように話せています。なんだか不思議な感覚。
(番外編)あなたの英語にユーモアを足してみる
ここでちょっとお役立ち情報
自由に英語を話すときは、実際の英会話を想定して少し工夫すると良いです。
ただ淡々と英語を話すだけではつまらないので、僕はちょっと面白いことを混ぜるように努めています。
あなたがスーパーに寄って約束の時間に遅れたことを相手に伝えてみて。
Sorry, I’m late. I stopped by a grocery store. Ok, I have a good reason. Listen, I was starving. I was Literally dying…. because I’d never eaten anything for a week so I definitely needed to get some foods….please don’t kill me….want some chips?
ユーモアは実際の英会話にもあったほうが良いです。あなたも相手が面白ければ、
この人はいい人だ。仲良くなれそう。
と思いますよね?
とんでもなく面白いことを言う必要はありません。心に余裕がある、ちょっと面白い人だと思ってもらえればそれでOK。
ちょっと面白い人だと思われれば、その後に何かに誘われることもあるので意外とインパクトが大きいです。
少しのユーモアが、あなたの英語をワンランク上に上げます。少しでも英語でユーモアが言えれば、英語の授業がさらに楽しくなります。
いろいろな国の人と話せる
ネイティブキャンプでは、ジャマイカやモンテネグロ、南アフリカ、エジプトなど、色々な国の人と英語で話せます。
一応英語のレッスンという名目ですが、僕は
いつもと違う人と話してみよう!!
というコーナーだと勝手に思っています。
この前はモンテネグロの女性と話してみました。
教材にいつもの「5分間ディスカッション」を選んで、いろいろな話題について話したのですが、単純にすごく面白かったです。
英語の授業という名目で話しているので、お互いに努めてフレンドリーに接します。
英語にはbreak the iceという言い方がありますが、オンライン英会話では最初から氷がない。
break the ice – 知らない人同士の間にある緊張を(冗談などで)打ち壊すという意味。
普通の出会いなら話題がないので、長々と話すことは難しいです。
しかし英語のレッスンだと、あらかじめ話題が用意されています。25分間、たっぷりと話せる。
授業が終わった後、ところでモンテネグロってどこにあるの?と調べてしまいました。
こんな些細なことでも、旅で近くに寄った時には、
モンテネグロに行ってみたい!
と思わせるものです。
その次には、エジプトの女性と話しました。
あちらの現地時間を聞いたら朝方4時!!
子供がふたりいるとのことで、すぐ隣に寝ている子供の姿を見せてくれました。
いやぁ、家計のために、まだ暗いうちから起きて英語の先生をしている姿に少し感動。
エジプトは遠い知らない国ですが、意外と普通で、我々日本人と変わらないんだなぁと思ったり。
ヒジャブを被ったエジプト人女性と一対一でこんなに緊密に話したのは生まれて初めてだったので、すごく面白かったです。
こんなことが簡単に出来るオンライン英会話って、すごくね?
ネイティブキャンプには、思いもよらない、こんな楽しみもあります。
ジャマイカ人は英語のネイティブですが、なぜか非ネイティブ扱い(追加料金なしで受講可)。自己紹介動画を見ると良い英語を話しているので、穴場かも。
下にネイティブキャンプの公式ページをリンクしておきます。
ネイティブキャンプ良くないところ
講師はそれなり
ネイティブキャンプ全体を通して、英語の先生としての質はいろいろです。
そこそこ英語がうまい人もいれば、そうでもない人も。
中には、
これで英語を教えるのはヤバいんじゃね?
と思ってしまう人も。
英語が上手い講師はビズメイツなど、給料が高い会社に流れるような気がします。
ではネイティブキャンプが全然使えないのか?というと、そんなことはないです。何せ”安い”ですから(笑)。
節約したい人は、安いものを使いこなすもの。
質問しても解決出来ないかも
英語のレッスンなので、わからないことを質問したらすべて解決出来そうですが、必ずしもそうでもないです。
英語の初心者だとそれほど問題ないでしょうが、TOEICで700点以上くらいの人の深い質問には答えられない可能性があります。
もちろん英語の講師ということになっているので、講師も「わからない」とは言いたくない。
ここが少々曲者で、講師は例えわからなくても説明しようとします。そうすると支離滅裂でまったく理解出来ない。
時間だけは過ぎていくので、時間がもったいない。。。
英語のスキルが高くない人もいますし、そもそもネイティブでもないので、適当なところで諦めましょう。この辺が使いこなし。
ネイティブキャンプ公式ページネイティブ講師について
ネイティブキャンプにはネイティブ講師もいます。
しかし通常のプラン(月額6,480円)だと、ネイティブ講師は必ず予約しないと受講出来ません。
ネイティブ講師を予約するには500コイン(講師によっては250コイン)が必要。
逆にいうと、500コイン使って予約すれば通常の6,480円のプランでもネイティブ講師を受講出来ます。
500コインということは、1回に付き1,000円ほど追加する計算です。
1,000円プラスというのは、例えばフィリピンとアメリカの時給の差額を考えると妥当かな。
月額料金とは別に9,800円を追加して月額16,280円を支払うと、ネイティブも含めて全ての講師が受け放題になります。
これを「ネイティブ受け放題オプション」と呼んでいます。
このオプションを追加しても、講師を予約するには従来通り500コインが必要です。
16,280円払ってネイティブも受け放題になっても、2022年1月現在、予約無しですぐに受講出来るネイティブ講師の数が少ないので、意外と恩恵が少ないかもしれません。
ネイティブ受け放題オプションを検討している場合、初月は日割り計算なので、最初は通常のプレミアムプラン(月額6,480円)で受講し、どんなネイティブが受講できるのか様子を見てもいいと思います。
またはコインを10,000万円分購入して、気に入った講師を11回(5,500コイン分)予約して受講した方が良いかもしれません。
今現在の状況なら、僕ならコインを購入して、気に入ったネイティブ講師を予約する方を選ぶと思います。
まとめ
ネイティブキャンプは、格安料金で授業受け放題のオンライン英会話サービス。
しかし講師の質は、全体としてはそれなり。
それでは使えないかというと、そんなことはないです。
ここで考え方を変えて、旅先で気軽に誰かと英語を話すことと同じだと考えてみます。すると、これはこれで役に立つと思えてきます。
ネイティブキャンプを「自宅にいながら、格安で好きなだけ英語を話しまくれるサービス」と捉えると、とても良いサービス。
話題に困らない豊富な教材も付属します。
フィリピン人講師が多数ですが、中にはエジプトやモンテネグロ、ジャマイカや南アフリカなどの講師もいます。
たまにこういう人たちと話すと、とても楽しい。
自宅にいながら気軽にヨーロッパやアフリカの人と話せるのも、不思議な感じです。
ネイティブキャンプは、とにかく安く、英語をたくさん話したい人におすすめの良いサービスです。
ネイティブキャンプ公式ページ